青服のクリムト

(2009 宮崎郁子)


 エゴン・シーレ
 青い仕事着のクリムト
 Self-Portrait as Klimut
 独;Selbestbildnes als Klimut ,1913
 ガッシュ 鉛筆
 52.5×28㎝
 個人蔵


 上記の立体作品です。

 ◎ 素材;木のねんど+プルミエ,絹すが糸,和紙,発泡スチロール,アクリル
 ◎ サイズ;15×15 ×49㎝

 クリムトといえば,青い仕事着が思い出されるくらい,象徴的なものですが,実物より,かなり細めに描かれています。 油彩画《聖家族》1913 には,この絵に非常に似ているシーレ自身(手のポーズが同じの上,あごひげもある)が描かれています。 どちらが先に描かれたものかわかりませんが,クリムトに自分自身を重ねていたのでしょうか。


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