☆ <Black-Haired Girl>制作報告 その3



 Black- haird Girlの制作を始めて一年近くになりますが,だんだん訳がわからなくなり大変でした。
 やっと,なんとか人の形に見えるようになったと思いましたが,こうして写真にしてみると変なところがたくさんありますね。

          2007.5.6



☆ <Black-Haired Girl>制作報告 その2




 Black Haired Girl は思いの外,難儀していますが,まずまず良い方向に進んでいると思います。
 前回と同じ構図で撮りました。印象が変わらないように気を付けながら,顔をかなり変えました。頭部の傾きも深くしました。
義眼をはめようか,描き目にしようか,迷っています。

☆ <Black-Haired Girl>制作報告 その1

 現在制作中の最新作は、Egon Schiele;Black-Haired Nude Girl,Standing,1910 からです。
 今までは,原画で身体の一部が意図的に省略してある場合でも,私の人形制作にあたっては,出来る限り省略はしないで,全身を作ってきました。
 これは,ずっと人形を作ってきた私のこだわりでもありました。おのずと,シーレの作品を選ぶ場合,晩年のリアリズムの作品が多かったように思います。
しかし,シーレの画面上における省略,空間のとりかたなどのセンスの良さは抜群です。
 なんとか,立体でこういう表現をしてみたいと思いました。



 原画はシーレの初期の作品で,ウィーンの下層階級の少女を描いたものです。右腕が意図的に省略されています。
 今回は,このまま右腕を省略して,足も太股から上をつくります。



 前回とおなじく発泡スチロールでだいたいの形をつくりました。 この上に粘土で形成し,布を貼った上に表面を和紙で仕上げようと思っています。髪の毛もできれば和紙で仕上げるつもりです。

 今回の人形は私のセルフポートレートのつもりです。
 シーレとの最初の出会いは一冊の画集でしたが,絵を見ているというような感覚ではなく,自分自身のような気がしました。 特に,この作品は,「なぜ、ここに私がいるのだろう? シーレが私を描いてくれたの?」と不思議な思いがしました。 他人が見ても,似ているとは思わないのかもしれませんが・・・・


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