☆ 岡山県天神山文化プラザ・セレクション
         ・プレゼンテーション        

と き  : 2007年7月31日(火)~8月5日(日)
ところ  : 岡山県天神山文化プラザ 第5展示室
展示名称 : 岡山県天神山文化プラザ・セレクション
             プレゼンテーション
主 催  : 「天プラ・セレクション」実行委員会,
       岡山県天神山文化プラザ,
       岡山県天神山文化プラザ振興会
協 力  : 林原共済会

 この展示は,岡山県天神山文化プラザが公募していた「天プラ・セレクション」のプレゼンテーションとしての展示でしたが, 一般公開もされるとわかったのは直前でしたので,お知らせできませんで失礼しております。
 天プラ・セレクションは,岡山県内で活躍している若手作家を対象に,空き展示室を個展形式で作品発表の場として無償提供するとともに, 秀作が鑑賞できる機会を増やすことを目的としたシリーズの企画展です。公募部門のほかに推薦による部門があります。
 審査の結果,お陰様で来年度,個展ができることになりました。詳細は,「人形によるエゴン・シーレの世界」<「人形展記録」をご覧ください。

                     2007.9.8


  


 ギュータースローが入口でお客様をお出迎え。
この奇妙な手の形は釈迦が説法をした時の印相で「転法輪印」(右手 相手側、左手 自分側)によく似ているけど, シーレは仏像を意識していたのでしょうか。まさか・・・ね。



 展示は,9×3メートル、高さ2メートル以内ということで,難しい条件でした。 画面左側の3点が新作の「Sleeping シリーズ」(死を予感させる眠り)でした。



 特に板に付いている2点は,私の創る人形としては,今までになく,ちょっとグロテスクかもしれません。 ご覧くださった方々からのアンケート用紙にも,ナチスを思い出したとか,原爆を重ね合わせたとか書いてくださっている人もいました。 隣の展示室で「憲法9条の会」の美術展が開催中だったせいかもしれません。



 Sleeping Girl Ⅰが会場の雰囲気をやわらげてくれました。

 多くのひとがアンケート用紙に心をこめたコメントを書いてくださっていました。「迫力がある」と言う意味のコメントが多く,うれしく思います。 ありがとうございました。 本番(2009.3)では,今まで経験したことのない広さでの展示となると思いますので,うれしいと思う反面,身が引き締まる思いです。だいじょうぶかなあ。
 
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